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インフォグラフィックに初挑戦してみました♪Webデザイン

インフォグラフィックとは、データ・統計・情報などを視覚的に分かりやすくデザインする手法のことです。
難しい情報を、瞬間的に分かりやすく伝えます。
特に、数字や統計データを興味を持ってたくさんの人に見てもらうにはとてもよいと思います。
今回、初めてインフォグラフィックの制作に挑戦してみました^^

画像をクリックしていただけると、大きく表示されます。

作品のテーマは?

制作をするに辺り、テーマを考えました。
テーマは「教育」、そうして世界的に問題になっていることを題材にするために、データ収集を始めました。
教育についてのデータを探している内に、世界で教育を受けられる圧倒的な格差について知りました。
以前からアフリカ等では、学校に行けない子ども達がたくさんいることは何となく知っていましたが、世界規模の統計を見てみると日本の環境がいかに希少であるか実感しました。

世界の児童労働の現状

世界中の子どもが15億8620万人居る中で、児童労働をしている子どもは2億1500万人、おおよそ7人に1人の計算になります。
少し前に地球が100人の村だったらという話が有名になりましたが、100人中70人は文字が読めません。
たった1人が大学の教育を受け、そしてたった1人だけがコンピューターを所有しています。
日本にいる私達はその1%の恵まれた環境で生活しているということを知ることが大切だと思いました。

学校に行けない主な理由

学校に行けない主な理由は貧困です。
小さいときから働いて家計を助けなくてはいけない児童労働の割合が高いと、結果、成人しても読み書きが出来ずに低賃金の仕事にしかつくことができなくなる負のスパイラルが存在します。
そこで、児童労働の率と識字率を重ねて地図上にプロットしてみてみると、2つの統計データの関連性が視覚的に理解できると思い、描いたのがこの世界地図です。

児童労働の率と成人の識字率の関連性

アジア・大西洋やサハラから南にあるアフリカの国に集中していることが分かります。
そして、北側の国は割合が高くないこともみてとれます。
仕事の内容は、農業が60%を占めています。
ガラス工場、マッチ工場、カーペット工場や建設現場などで危険な仕事をしたり、非常に重いものを運んだり、体に有害な農薬・化学物質や機械をあつかって仕事をしているそうです。
そしてその賃金というと、例えば、バングラデシュのレンガ粉砕場で、炎天下12時間働いて約40円。
フィリピンのゴミ山で働く子どもたちは、1日8時間働いて70円~120円。
バナナ農園で一日働いて、100円です。

インフォグラフィックの下部に記載していますが、無条件に最悪の労働をしている子どもの人口は、840万人です。
無条件に最悪の労働というと麻薬の製造・密売や子ども兵士、性産業での労働です。
ガーナにある世界最大の貯水湖、ヴォルタ湖では4千人を超える子どもが奴隷として扱われていると言われています。
そして、毎年、2万2000人の子ども達が仕事中に亡くなっています。

私たちとの関連

このデータは、すごく厳しい現実です。
そして、その子ども達が働いて作られた商品が私達の身の回りにあるということも事実です。
カカオ豆農場でも児童労働は行われていますが、世界のカカオ豆年間生産量約320万トンのうち、約6万トンが日本に輸入されています。
日本がカカオを輸入している国の内訳を見ると、ガーナが約7割を占めているのですが、ガーナは児童労働の率が50%以上です。
その他にもインドの子どもが作ったサッカーボールなども輸入されています。

その子ども達は、サッカーをする時間などなくサッカーボールを縫って家計を助けています。
この現実を知って、日本にいる私達には何ができるのでしょうか?
まずは、知ることがスタートだと思います。

それぞれの現実

世界には、こうゆう現実もあり、また日本に居る私達の日常も現実です。

Do what you can, with what you have, where you are.
「あなたのいるところで、あなたの持っているもので、あなたのできることをしなさい」というセオドア・ルーズベルト大統領の言葉で、このインフォグラフィックからのメッセージとしました。

制作を通しての感想

約2か月前から、グラフィックデザイン、Webデザインを本格的に勉強するために、デジタルハリウッド東京本校に通っています。
そのクラスの課題として、今回、インフォグラフィックに初挑戦してみました。
本当に色々と悩みました。制作していない時間も、このインフォグラフィックの事で頭がいっぱいでした。
でも、ラフ案を考えてデータを収集して、クラスの仲間といろんな意見をやりとりする時間は本当に楽しかったです(^-^)
クラス担任の米倉 明男先生から、本当に良いアドバイスをいただけて何とか自分なりの完成にたどり着けました。
プログラミングも楽しいですが、デザインする楽しさが最近分かってきました。
そう思わせてくれた、デジハリの先生方とクラスの仲間に心から感謝です♪

参考にしたサイト

http://www.chizuyainoue.jp/social/child_labor.html
http://www.ftcj.com/